学生の頃、
「ここは音楽的に…」
とレッスンの先生に言われました。
「はい。」とは言うけれど、
(音楽的って何だ?)
(何が音楽的じゃなくて、どうしたら音楽的になるの?)
と悩んでました(^_^;)
ピアノの先生になったから分かるようになった!…なんてわけはなく(^o^;)
セミナーに行ったり、本を読んでも、「音楽的」ってことがよく分かりません。
自分が分からないことを生徒さんに言うのは嫌で、レッスンを始めてから1度も「音楽的に弾いて」とは言っていません(^o^;
ですが、最近やっと「音楽的」の意味がなんとなく分かってきました(*^^*)!
ただ単に音を並べるだけではなく、汚い音で演奏しない、気持ちを込めて演奏する。
頭をつかって、聞いている人に気持ちが伝わるように弾く。
機械の言葉みたいではなく、歌っているように自然にキレイな変化をつけて演奏する。
メロディのまとまりを感じて、拍子を考え、右手と左手の音量のバランスを考え、コントロールして弾く。
と、たくさん考えて演奏に表すのが、音楽的に弾くということなのかな、と思いました。
(う〜ん。良い演奏するには考えることがたくさんありますね。)
少し分かるようになったけれど。
レッスンで生徒さんに「音楽的に演奏して」と言うだけでは、なかなか内容が伝わらないかもしれません。
なので、引き続きレッスンでは言わないようにします(^_^;)
(私みたいなタイプの子どもには伝わらないと思うので。苦笑)